理想 と 現実

13:20
実家から那覇空港まで,混雑なく約50分で到着.
到着後,手荷物検査の機械まで並ぶことなくスムーズに検査終了,同時にチェックイン.
福岡空港から那覇宮古に向かう某A社のチェックインで嫌な思いをしたものの,
さすが那覇空港某A社スタッフ!
問題なくスムーズに某B社便への手荷物乗り継ぎ手配まで終了!


その後,2階にある保安検査場へ降りて問題なく通過.
出発ロビー内にあるスターバックスコーヒーで
お土産用のコーヒー豆とスイーツとプラペチーのを買って,
るんるんで一階の搭乗用バス乗り場へ.


13:45
宮古行き某A社○○便,優先搭乗のご案内.
5分後に一般の乗客もバスにゾロゾロと乗り込んで
ピカチュウジャンボを目の前で堪能しながら国際線ターミナル側で待つ飛行機に搭乗.
飛行機の座席は通路側.しかも,隣には誰も座らないのを昨日でチェック済み.
ふふふ,くつろげるわぁ〜.(Θ∀Θ)

14:00
定刻より少し早めに「Doors for Departure」のコール.
機内ラジオで平井堅を聴きながら,スムーズにTake-off!



14:45
定刻より早めにLanding.
宮古島空港って,飛行機の大きさに関係なく着陸時に揺れるんですけど,今日の機長さんの腕はピカイチやね〜
など感心している間にドッキング.
「ありがとうございましたー!」というCAさんの爽やかな笑顔に見送られて飛行機を降りる.


14:55
某B社カウンターにて島までの飛行機のチェックイン.
15:00
保安検査場を通過して出発ロビーで待機しながら,知り合いと談笑.
15:20
某B社○○便に搭乗.
CAさんからあめ玉をもらってうたた寝している間にTakeoff!
15:45
台風の余波を感じさせないスムーズな運行で定刻より早めに島に着陸.

おつかれー…




というのは,理想の話.




++++





ここからが現実のお話ね〜


13:25
実家から雨の中,那覇空港到着.

(Θ∀Θ;) 「ちょー混んでるし…!」で言葉を失う(笑)
手荷物検査30分待ち覚悟(となると,出発に間に合わないけど…)で列に並ぶ.
並んでいると,隣の機械が動き始めたのを確認.列から離れ機械の脇に立っていたハンドマイクを持っていたお兄ちゃんに「ココ,イケル?」と尋ねる.OKが出たのでさっさと並ぶ.
…ものの,途中割り込み(出発間際の人)が入ったりで結局10分待ち.
「…おかしいよな〜.そっちの出発時刻と10分しか変わらないのに,なんで私は並んで待っているわけ?」
という不満に対する答えは昨年で学習済み.
台風の翌日の那覇空港某A社チェックインロビーは,必ず混む!しかも並んでない人が“出発間際”という理由で手荷物検査待ちの列に割り込むのは当たり前!)

手荷物検査終了後,チェックインのお姉ちゃんは割と簡単に(だって,混雑してるもんね=,イチイチ電話で確認とかしてらんないよね〜)某B社への手荷物乗り継ぎをすませてくれたので,さっさと保安検査場を通り
「あーー!!通帳に記帳させるのを忘れた…」とつぶやきながら出発ロビーへ.


13:45
スターバックスコーヒーでお土産用を買おうとしたら,レジに4人並んでいる.時計を見るとそろそろ搭乗コールがかかる時間.一旦手にしたコーヒー豆を戻し,ここは諦めて1階のバス乗り場まで早歩き.
一階のバス乗り場につくと,人がいっぱい!熱気ムンムン!
どうやら,先に出発するはずの名古屋行きと石垣行き(ほぼ同時刻出発)の搭乗手続きがまだ行われいなくて,その分のお客さん(つまり,飛行機三台分の人)が飛行機1.5台分ぐらいの敷地にいっぱい(笑)


この時点で嫌な予感が…!(爆)



14:00
「出発時刻とは飛行機がボーディングブリッジから動き出す時間です」の間際なのに,宮古行きの飛行機まで乗せていくバスがまだ来ない.
あぁ,頭をよぎる去年の出来事(詳しくは後日?)
やっときたバスに優先搭乗組が乗り,私は二台目のバスに乗り込んで飛行機に搭乗.
予定通り,隣の席には人がこないママ「Doors for Departure」のコールが…
と思いきや,カップルが着席…あ〜ぁ,残念!


14:20
定刻より15分遅れて出発.機内ラジオで平井堅を予定通り聴きながら,離陸を待つ…間に,うたた寝(笑)

「本日は某A社○○便をご利用頂き…」という男性のアナウンスで
(Θ∀Θ;) 「はっ!?」と目覚めたら飛行機はビクとも動いていない.
ホンノ数秒だけ夢の世界に行ったのか?と思いきや,さっき時計を確認した時から既に10分経過(笑)
どうやら,“滑走路が離陸着陸で混雑のため,地上待機を命ぜられております”,という内容の機長アナウンス…
結局,約30分遅れてのTake-off!


…ってことは??
この便の到着予定時刻が
14:55 → 15:25となる.
某B社の島行きの便が15:30発なので…
なんと,乗り換え時間が5分しかない!?…っていうか,
「到着とは飛行機が着陸し,誘導路を経て所定の位置に(ボーディングブリッジ)に停止した時」なので,そこからの作業時間を入れると,どう考えてもムリでしょう〜

と思いながら,腕時計を何度も確認.
いや,もしかしたら機長が頑張ってかっ飛ばして15分ぐらい早く到着してくれるかもしれんぞ…
と考えていると,
「到着予定時刻は,定刻より約25分ほど遅れまして14時20分の予定でございます」
おしいっ!実に,おしぃー!せめて,もう5分頑張ってくれませんか?!
ということを目で訴えても,CAさんはニコって微笑むだけ.
仕方ないので,再び機内ラジオでAKB48を聴き…そしてうたた寝していると,CAさんに起こされる.
「お客様,宮古空港のほうでお乗り継ぎがございますか?」
「そーなんですよ〜!間に合うかな〜!」
と話している,
「すぐに降りられるように,一番前のお席にご移動をお願いしてもよろしいでしょうか?」
よろこんで!と移動.

宮古島が見えてきたので,再び時計を確認.
15:05!
これは!機長ーー!ガンバって飛ばしてくれましたかー?!(そんな訳ないけど)というタイムに,ちょっと感動.
15:10すぎ
着陸態勢後,いつものように揺れて,隣に座っていた男の子が「パパ怖いー!」とイケメンパパに泣きつく姿に「おばさんも,こわいさ〜」と同じくイケメンパパに抱きつきたいのを我慢しつつ,苦笑いしている間に宮古島空港に無事着陸.
15:15
シートベルト着用サインが消え,ソッコーで席を立ち,VIPシートの人よりも前で飛行機の扉が開くのを待ち,開くと同時にハヨハヨ…とボーディングブリッジへ.
その時にCAさんに「地上係員へお声かけください」と言われたので
列の先頭を行く地上係員のお姉ちゃんにダッシュで駆け寄り
「すいません!乗り継ぎのチェックインは絶対に一階のカウンターまで行かなきゃだめなんだよね!?」と確認.
「は,はい…」と地上係員のお姉ちゃんは何がなんだかわからないような顔つきで返答(笑).
「あ,地上係員に連絡が行ってないな」と悟った私は,猛ダッシュでお姉ちゃんを追い抜き,到着通路を猛ダッシュ
そんな私の目の前で,向こう側の廊下を歩いて行く団体が…!
その向こうに駐まっている飛行機は島に行く一機のみ!…ということは
どっひゃー!
こんな時に限って,こんな早い時間に搭乗案内してるしぃ〜
((-ω-。)(。-ω-))アリエナイース


まってぇ〜!
と心で叫びながら,息をハァハァしながら走っていると
「某B社より,○○便ご登場予定の島Jolly様,島さまぁ〜
当機はすでにご搭乗の案内をいたしております〜.お急ぎ,保安検査場をお通りのうえ,搭乗口Aまでおこしください〜.繰り返し〜」
と,私の名前を呼ぶアナウンスが頭上で鳴り響き…


その 搭乗口A と 到着通路 は
10センチ幅のロープで仕切られているだけで,
このロープをヒョイと飛び越えれば,
さっさとあなたの元に行けるのに,あぁロミオー…
と,うなだれそうになった心を奮い起こし,

「わたしーー!わたしでーーーす!
 その島Jollyはわ・た・し・でーす!!」
と,必死になってほんの3メートル先でアナウンスしているお兄ちゃんに呼びかけると,周りにいる某A社(共有タイプの搭乗口なので)のお姉ちゃん達は??顔.
すると,後ろの方から
「おーきゃーく さまぁ〜!」
と,さっきの地上係員のお姉ちゃんが手を上げながら走ってきて
えぇ==!?まだ,何かあるのーー?
と私は,その地上係員向けに体を振り返りつつも,
搭乗口でアナウンスする某B社のお兄ちゃんにも
「わたしだーー!」と必死にアピールしつつ…
すると,某B社の別のスタッフが私に気付き,「お客様でございますか?」と近寄ってくれ
同時に,某A社の地上係員のお姉ちゃんが
「おきゃくさま〜.…多良間へのお乗り継ぎでございますかー?」
と息を切らせながらそういったので(にしても,気付くのおせーよ)
合点した搭乗口Aのスタッフのみなさんが「あぁ」的な顔をしながら,10センチ幅のロープを開けて私を中に入れてくれて,
某B社の気がついたスタッフが全部手続きをそつなくこなし,私はまたまたダッシュで某B社の飛行機に出発時刻5分前に乗り込んだのでした(…ちなみに,私よりも搭乗が遅れた人がいたから,走らなくてもよかったみたいだけど…)

++++++

というのが現実でーす(笑)
みなさんも,島にお越しの際,冷や冷やハラハラ感を存分に味わえるこの貴重な体験が楽しめるといいですね〜!!